睡眠の質をあげるのが大切!睡眠薬と一緒にセルフケア

睡眠の質
睡眠の質、しっかりと管理できていますか?
不眠症に悩める人は睡眠の質よりも、眠れる時間を気にしがちです。
しかし、医学的観点からみると、実は睡眠時間よりも睡眠の質がより重要視されています。

眠れているはずなのにスッキリしない
寝起きが悪い
起床後はグッタリしている
夜にトイレで起きてしまう

という悩みを抱えている人は、眠る時間よりも睡眠の質を見直してみましょう!

睡眠「時間」よりも「質」が大切

なぜ眠る時間よりも睡眠の質に着目しなければならないのでしょうか?
睡眠の質がアップすると、短い時間でも眠れたということに対して満足感が高まり、気持ち良くスッキリと目覚められるようになるからです。
たとえば、計画的に「今日は8時間寝るぞ!」と意気込んだとします。
しかし、きちんと8時間眠ったはずなのに起きた時にはどこかスッキリしない、ダルさを感じるといった事態になる場合もあるんです。

下記は質の良い睡眠の定義です。あなたはどのくらい当てはまりますか?

・昼夜のメリハリがしっかりしている
・日中に眠気を感じず居眠りもしていない
・夜中に起きず、安定した睡眠がとれている
・朝はパッと気持ちよく起床できている
・起きてからスムーズに行動ができる
・時間は短くても熟眠感や満足感を得ている

このような項目にいくつも当てはまる人は、すでに質の良い睡眠生活が送れているといえます。
特に不眠症を抱えている人は、昼夜逆転しがち。
日中の活動中に眠気を感じる人もいて、作業がままならないなんてことはザラです。

そのような事態をなるべく起こさないためにも、睡眠の時間よりも質を重視すべきなんです。
これは不眠症の人に限った話ではなく、日頃から日中に強烈な眠気を感じている人は睡眠の質が悪いと言えるため、改善することをオススメしています。

安眠グッズで睡眠の質をアップ

枕
睡眠の質をアップさせる方法を紹介します。

世の中にはさまざまな安眠グッズが販売されており、これから質をアップさせようとしている人もどれから手を出せばいいのか分からないと感じているかと思います。
そこで、ここでは安眠しつつ睡眠の質を安定させられるグッズを紹介!

・安眠枕
・睡眠サプリメント

2つのグッズに着目して睡眠の質をアップさせてみましょう。

安眠枕や快眠枕にチャレンジ

安眠枕や快眠枕というグッズを知っていますか?
快適な姿勢を保ちつつ、質の高い眠りを促すようにしてくれます。
首や肩にかかる圧力を分散させて、身体への負担を軽減してくれる枕を選びましょう。

枕の高さも、高ければ良いというわけではなく、仰向けで寝た状態の顔の傾きが5度くらいになる高さが理想といわれています。
個人差があるので、高さすぎても低すぎてもNGというわけなんですねえ。

近年では枕専門のショップもあるようなので、余裕のある人は自分だけの枕をオーダーメイドしてみるといいかもしれません。
かなり高額になるようですが。

睡眠の質を高めるサプリメント

睡眠の質を向上するサプリメントでは、ネナイトという商品が注目を集めています。
アサヒビールでも有名なアサヒグループ食品が製造・販売している健康補助食品であり、信頼度はあるはずです。
もちろん睡眠薬のような効力はないので、かならず万人に対して効果を発揮するとはいえませんよ。
あくまで睡眠の質をあげるサプリメントです。

ネナイトの主成分は、Lテアニン。
Lテアニンは朝起きた時の疲労感や眠気を軽減する効果がある物質といわれており、医学界でも注目を集めています。
その成分をふんだんに凝縮したのがネナイトのようですね。

粒タイプや食べるジェルタイプもあり、お好みで好きな方を購入できます。
しかし就寝前に飲まないといけないので、ジュレタイプだと口の中がモチャモチャしそうだなと感じるのは私だけでしょうか。

食事療法もアリ!着目すべきはトリプトファン

食事
さて、安眠グッズを紹介したところでここでは睡眠の質をアップするようサポートする食材を紹介します。
食事をするというのは人間にとって睡眠と同じく大切なことですよね。
毎日食事をとらなければならないのなら、睡眠の質を向上させるような食べ物を食べましょう。

・青魚、大豆、バナナ、玄米
・肉類、魚介類
・発芽玄米
・ひじき、昆布、わかめ

肉や魚には睡眠の質を向上するグリシンという物質があり、発芽玄米にはGABAと言う成分を配合しています。
上記で挙げた例のなかで積極的に摂取して欲しいのは、青魚や大豆、バナナ、玄米です。
理由は、トリプトファンという人間の体内では生成できない必須アミノ酸を含んでいるから。
トリプトファンは幸せホルモンと呼ばれるセロトニン、体内時計を管理しているメラトニンのもとです。
必須アミノ酸は睡眠の質にもかかわっているので、積極的にとっていきましょう。