入眠を助けるハイプナイトの正しい飲み方

ハイプナイトの飲み方

ハイプナイトは、入眠作用に特化した睡眠薬ですが、どのように服用すればいいのでしょうか?
睡眠薬と聞くと、毎日飲まなければいけないというイメージがありますが、実は正規の飲み方は逆なんです。

また、入眠作用があるハイプナイトは即効性に特化しているため、服用の際にはさまざまな注意点があります。
これは先発薬であるルネスタでも同じことがいえます。

本記事ではハイプナイトの正しい飲み方について紹介していきます。
ルネスタ・ジェネリックであるハイプナイトを服用する予定がある人は、しっかりと確認しましょう。

ハイプナイトは内服?頓服?どっち?

毎日飲む
ハイプナイトは、基本的に頓服で服用します。
就寝する1時間前に1回1錠を水、またはぬるま湯で服用し、そのままいつでも眠れるように床につきます。

「そもそも頓服とは?」と疑問に思っている人のために、お薬の飲み方である頓服法についてお話します。
通常、お薬を飲む際は内服か頓服のどちらかになります。
内服とは、医師によって指定された時間やタイミングに毎日飲む方法です。
頓服は、内服の逆の手法で病気の症状が現れた時やその症状を改善するために服用します。

内服薬で代表的なお薬は、高血圧や糖尿病に対処・改善する生活習慣病や、精神病薬・抗うつ剤といったお薬です。
もちろんあくまで一例をあげただけで、その他にも数えきれない程たくさんあります。

一方、頓服薬はハイプナイトのような睡眠薬や抗不安薬(抗うつ剤とは異なります)、痛風発作改善薬、風邪薬、咳止めも頓服です。
解熱剤が一番想像しやすいのではないでしょうか?
発熱した時に、病院へ行く時も熱を下げるためにカロナールのようなお薬をもらいに行きますよね。
それと同じです。

ハイプナイトは、お薬の力によって入眠させるという強制力がある薬なので、不眠症状が出た日に飲みます。

飲むタイミングは眠る前

眠る前に飲む
ハイプナイトは、必ず眠る前に飲むようにしましょう。
前述したように、即効性のあるお薬なので飲んだ後に作業をしたり、仕事を続けたりするのはNG。
ましてや飲んだ後に外出など、言語道断です。

前回のハイプナイトの効果についてお話ししましたが、ハイプナイトは脳内をリラックスさせる作用があります。
つまり、強制的に休止モードにさせるということです。
睡眠薬ユーザーからは「ふわふわ感がする」ともいわれているこの感覚の状態で、作業を続けるのは事故やケガを招く危険性があります。

そのため、ハイプナイトを服用する際には「今から寝る!」という時だけに飲みましょう。

寝酒と一緒に飲んでもOK?NG?

お酒とハイプナイト
眠れない人は、寝酒に頼りがちという特徴があります。

「睡眠薬よりもお酒がマシ」と考えている人もいますが、お酒こそ依存性が高く健康にも悪い害悪といえます。
たしかに、お酒は入眠作用があります。
ハイプナイトのように、とはいえませんが脳内をリラックス状態にするよう仕向けていい気分にさせてくれます。
しかし、睡眠の質はガクッと下がります。

睡眠の質とは、寝つきが良い・ぐっすり眠る・寝起きスッキリの3ヵ条のこと。

ただ眠るだけでは心身ともに疲れきっているのを改善できないんです。
お酒を飲むと眠ることはできますが、睡眠の深さは浅かったり、起床時にはダルさやお酒による頭痛を感じていたりするはずです。
そのような状況に心当たりはある人は、睡眠の質が非常に悪いといえます。

睡眠の質を保つためにも眠る際にはお酒に頼るのではなく、きちんと処方された睡眠薬を飲むか、自分自身で輸入したハイプナイトのような薬を飲むようにしましょう。

また、睡眠薬とお酒の併用がNGなのは、そもそもハイプナイトの効果や副作用を必要以上に強めてしまう危険性もあるからです。

中高年・高齢者がハイプナイトを飲む時の注意点

高齢者の飲み方注意
寝つきが悪いという不眠症状は、高齢になればなるほど顕著に現れてきます。
「年をとると寝なくなる」といいますよね。
単に眠る体力が若い人よりも無に等しいという理由もありますが、実はその症状は中高年から始まるケースもあるのです。

特に女性は更年期がスタートすると、より神経質になりイライラや焦燥感・緊張感といった症状がではじめます。
そのまま不眠症を患う人もおり「眠れない!」なんて人はたくさんいるのです。

さて、ではなぜ中高年や高齢者がハイプナイトを飲む時に注意しなければならないのか?
それは、ハイプナイトの即効性が関係しています。
ハイプナイトは早い人で30分~1時間以内には眠気を感じ始めます。
基本的には脳内だけをリラックスさせる作用が強いので、身体の筋肉までがゆるむことはありません。
しかし、中高年や高齢者は身体の筋肉が若い人よりも衰えている状態です。

そのため、通常の不眠症患者よりも筋弛緩がゆるゆるになりやすく、転倒のリスクが高くなるといえます。

そのようなリスクを回避するためにも、1mgのハイプナイトを飲むようにしましょう。
※ハイプナイトには1~3mgがあります。